フェンシング インターハイ代替大会開催へ 開催時期は9月下旬か12月中旬で検討

 フェンシングの歴代五輪日本代表経験者39名と他競技の五輪日本代表経験者10名が賛同者となって立ち上げた任意団体「High School Japan Cup 2020委員会」が3日、新型コロナウイルスの影響で中止となったインターハイの代替大会開催を目指すことを発表した。

 実施競技はフェンシングの個人戦全種目。対象者は出場を希望するすべての高校3年生、および高校1~2年生としている。開催時期は、政府による自粛要請等の状況に応じて9月下旬、12月中旬を検討。自粛要請が解除にならなかった場合、開催を断念し全国の高校フェンシング部へ用具を寄贈する。

 また、コロナ対策として、試合を無観客で実施するほか、安全対策チームを作成し握手の禁止やマスクの配布、開会式や表彰式などはオンラインで行うとしている。

 プロジェクト賛同者は12年ロンドン五輪フェンシング男子団体銀メダリストの三宅諒、淡路卓など。他競技では陸上の末続慎吾やソフトボールの高山樹里が参加している。

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