レスリング五輪代表8人を来夏まで維持 7月合宿再開へ抗体検査も
日本レスリング協会は5日、都内で理事会を開催し、女子57キロ級の川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)ら東京五輪代表に内定していた8選手を、新型コロナウイルスの影響で延期となった来夏まで維持する方針を固めた。また、五輪予選に出場予定だった代表候補選手もそのまま維持する見込み。記者会見した富山英明広報委員長は「色んな意見も出たが、現場の声を優先した結果」と説明した。
7月には3スタイルともに、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターでの代表合宿再開を予定しており、参加者には事前に抗体検査を実施する方針だという。
また、国内外で今後の大会再開のめどはたっていないものの、12月に開催予定の全日本選手権(東京・駒沢体育館)には、出場義務のない五輪代表選手にエントリーを促すという。