Bリーグ島田新チェアマン「一つのクラブも破綻させない」 各チームの資金調達に協力
バスケットボール男子Bリーグの新チェアマンに就任する島田慎二氏が8日、東京都内でインタビューに応じ、新型コロナウイルスが流行する難局でかじ取り役を任されることについて「一つのクラブも経営破綻させない。どうやってこの状況を乗り越えていくかが全て」と決意を口にした。
就任後の課題に各チームの経営状況の把握を挙げ、資金調達などに協力を惜しまない姿勢を示した。10月開幕を目指す来季へ向け、全選手にPCR検査を実施予定のサッカーJリーグなどの新型コロナ対策を参考にする。「いかに安全に試合ができる状況をつくるか。社会情勢を見ながら臨機応変にやる」と述べた。
バスケットボールは屋内施設で行われる。来夏には延期となった東京五輪が控え、観客の有無などBリーグの運営方法が注目されると認識している。島田氏は「屋内スポーツでも対処すればできるというメッセージを発信していく。責任を持って取り組む」と語った。