パラ金の村岡桃佳 スキー&陸上の二刀流続行で夏冬パラ目指す!
2018年平昌冬季パラリンピックのアルペンスキー女子座位で金を含むメダル5個を獲得し、19年から本格的に陸上短距離に挑戦する村岡桃佳(23)=トヨタ自動車=が14日、オンラインで取材に応じ、1年延期となった東京夏季大会と、その半年後の22年北京冬季大会の出場を目指すと明言した。
当初は20年夏まで陸上に集中する予定だった。だが、両大会の間がわずか半年になったことで「両立か、どちらか選ぶことも考えました」。活躍してきたアルペンスキーと日本記録を持つ陸上の間で揺れ動いた。1週間悩み「すごく欲張りなんですけど、両方どうしてもあきらめたくなかった」と“二刀流”での挑戦続行を決断した。
今年9月以降は陸上とアルペンスキーを交互に行いながら、両パラリンピックの出場資格獲得を目指す。苦労は未知数だが「半年間しかない中で、パラリンピックを渡り歩いた選手はいないと思う。私自身がその第1号になれれば」と決意を新たにした。