バドミントンのフクヒロ、高校時代ガチ対決秘話…広田「ボコボコにされた」福島「嫌な人」

 バドミントン女子ダブルスで世界ランキング2位の福島由紀、広田彩花組(丸杉Bluvic)が15日、今夏の全国高校総体(インターハイ)中止となった、全国のバドミントン部の高校生約80人を対象にオンライン授業を行い、広田は「つらいことがあっても、めげずに突き進んで行ってほしい」とエールを送った。

 東京五輪代表も確実にしている最強ペア。しかし、ダブルス結成前、2人が高校生だった11年総体ではシングルス準々決勝で直接対決したこともあり、当時を振り返った。勝負は2-0で福島が勝利。玉砕した広田は「ボコボコにされましたよ、本当に」と苦笑い。一方、福島もネット際など際どいボールばかり狙われたといい、「(広田は)嫌な人だと思いました」と冗談めかして懐かしんだ。

 直接対決から9年たった今では、全英オープン優勝など、世界中に強さを見せつけている。当時は想像もつかなかった結果に、広田は「あの時試合してた先輩と組むとは思ってなかった」と感慨深げ。福島も「今になって『あのとき試合したね』と盛り上がる」と2人の原点に笑顔だった。

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