尾車親方「最低1年かかる」重傷の弟子・友風を思う「やっていることに無駄はない」

 「大相撲7月場所」(7月19日初日、両国国技館)

 日本相撲協会の尾車事業部長(元大関琴風)が22日、取材に応じ、弟子の元幕内で幕下の友風が右膝手術から土俵復帰を目指し奮闘していることを明かした。昨年九州場所で負傷し、「右膝関節脱臼で靱帯(じん帯)損傷を伴う」と診断。「最低1年かかる」と尾車親方が言う程の重症だった。

 「だいぶ、良くなって、リハビリが川崎なものだから実家にいて、土曜日は休みだから土曜日はうちに来てうちの(部屋の上の)トレーニングルームでやっている。張り切っている」と同親方。

 再起が危ぶまれるほどの負傷だった。「また土俵に上がったら奇跡だと。手術した先生が泣いた。一生で一番の大作だと、(手術が)成功して。歩く姿を見て泣いたと。よくやってもらって、今やっていることに無駄はないと思う」。親方自身、左膝の重症を乗り越え、大関にまでなった過去があるだけにまな弟子の復帰も絶対にあきらめない。

 また、元幕内で幕下に陥落した矢後も再起を目指し、両膝手術した。同親方は「引っかかっている半月板を両脚とも取った。これだけ時間あるんだから、今しかチャンスがないぞって(矢後に)言って。膝にロックがかかっていた。俺も膝だったんだけど、俺はロックがかかっても俺は内側にぐーって持っていくとパキンって外れた。あいつは外れないらしいのよ。引っかかると動けないんだって。あいつにとっては相撲の神様がくれた時間だったんだよ。協会にとっては大変だけど。1場所ないというのはね。けがのある人はみんな、この期間にいろいろケアをしてるんじゃないか。良かったんじゃないか」と、夏場所中止が矢後にとっては大きかった。

 7月場所は間に合う見込み。「リハビリをやって、今は稽古場に下りて四股を踏んだりできている。これでも勝てないということは弱いということ。ロックのせいじゃないから」と話した。

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