末続慎吾、夢は「100歳で13秒台」、法大オンライン講義で生涯現役宣言
陸上男子200メートル日本記録保持者で、2008年北京五輪男子400メートルリレー銀メダルの末続慎吾(40)=イーグルラン=が23日、法大スポーツ健康学部「トップアスリート論」の特別講師として約200人の学生にビデオ会議システム「Zoom」によるオンライン講義を行った。
客員講師を務めるスポーツライターの増島みどり氏と質疑応答の形で、自身の経験や今後のスポーツ界について話した。
北京五輪後に3年間の休養を経てレース復帰。今年2月には初めて駅伝に出場するなど、40歳の現在も独自の形で現役を続けている。講義で学生から引退についての質問を受けた末続は、「アマに引退はない」と明言。「夢は100歳で走りたい。(100メートルを)13秒台で走りたい」と言い、「理想はヨタヨタと(スタートラインに)来て、ピストルが鳴る時にしゃきっとするおじいちゃん。孫のような年齢の子たちとウォームアップして走りたい」と生涯現役を掲げた。