全米テニス、車いすの部開催へ 批判受け中止の方針転換

 【ニューヨーク共同】テニスの全米オープンを主催する米国テニス協会は24日、新型コロナウイルスの影響でいったんは中止を決めた車いすの部を開催すると発表した。大会終盤の9月10日から13日までに集中して行う。

 米国協会は当初、ウイルスの感染拡大を防ぐための中止としたが、国際パラリンピック委員会(IPC)や有力選手から批判の声が出ていた。選手らと協議を重ね、フロリダ州での代替開催などを含めて検討した結果、方針を転換した。

 日本勢は男子の国枝慎吾(ユニクロ)、女子の上地結衣(三井住友銀行)が過去に優勝している。

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