日本バスケ協会、三屋会長が再任「再開が最大の難局」東京五輪へメダルに期待も
日本バスケットボール協会は28日、三屋裕子氏(61)の会長再任と新体制を発表した。任期は21年9月の定時評議員会まで。コロナ禍での再任に、三屋会長は「やるべきこと、解決すべき事がたくさんある中での就任。気を引き締めてしっかりとこの任を全うしたい」とあいさつ。「いかにバスケットを安心してできる環境を作るか。『再開』が最大の難局」と課題を挙げた。
自身はバレーボール選手として1984年ロサンゼルス五輪に出場した一方で、80年モスクワ五輪ボイコットも経験。それだけに「なんとか五輪を経験させたい。一度五輪を逃すのは、選手にとっては大きい」と1年延期となった東京五輪への思いを明かし、「特に5人制女子は史上初のメダルを」と期待を口にした。