トランポリン王者・森ひかる「楽しむこと忘れずに」五輪延期直後は「笑顔消えた」
トランポリンで19年の世界選手権女子個人を制した森ひかる(20)=金沢学院大ク=が6月30日、大学での練習後に現在の状態などについてコメントし「無理はせず、楽しむことを忘れないように、できることをやっている」と語った。
新型コロナウイルスの影響で4月中旬から5月下旬まで部活動が自粛。自主トレーニングに専念した。活動が再開した今は「仲間たちと一緒に練習すると励みになり、頑張れる」という。
東京五輪の延期決定直後は「2020年7月にタイミングを合わせてきたので、なかなか前を向けず、自分でないくらい笑顔が消えた」と明かしたが、気持ちは切り替えた。「この1年の延期の時間を無駄にせず、何か意味があるものにしようと思えるようになった」と今後を見据えた。