フェンシングが感染対策練習 マスクの下にフェースシールド 徳南「息苦しさはある」
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フェンシングのサーブルナショナルチームが2日、静岡県沼津市で合宿を公開した。代表選手は6月2日から都内の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)でトレーニングなどの練習を再開。約2週間前から可能となった対人メニューでは、新型コロナウイルス感染対策を施した練習を披露した。
まず練習中の声出しは制限。さらに、握手ではなく剣と剣や肘と肘をぶつけるあいさつに変更した。また、代表選手には日本フェンシング協会手作りのプラスチック製フェースシールドを支給。マスクの中に着用して練習を行っている。
16年リオ五輪男子サーブル代表の徳南堅太(32)=デロイトトーマツコンサルティング=は感染しないことが第一と考えつつも「自分の吐いた息を吸っている感じ。息苦しさはある」と話した。
フェースシールドは9月に予定されている全日本選手権でも着用の可能性がある。