五輪組織委・森喜朗会長も安堵? 唯一五輪推進の小池知事再選に「心強い」
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(82)は、東京都知事選で現職の小池百合子氏の再選が確実となったことを受け、コメントを発表した。
今回の都知事選では、五輪の中止・再延期を掲げる候補がほとんどで、来夏の開催を主張しているのは小池氏だけだっただけに「今般の東京都知事選挙において、多くの候補者の中でも、最も東京2020大会について正面から政策として揚げられていた候補者の小池百合子知事が再選されました。これまで一緒に準備を進めてきた大会成功に向けて、東京都と一層の協力体制ができることを心強く思います」と祝福。「来年に延期となった大会準備においては、この困難を乗り越えた新たな時代に相応しいシンプルな大会を目指して、関係者との徹底的な効率化・合理化の議論が始まっています。都民国民の理解と共感を得て大会開催を目指す点では、小池知事の方針にも合致していると考えております。東京2020大会は、コロナ禍を乗り越えた人類の団結と共生の象徴として、末永く人々の記憶に残る大会になるものと、多くの人々が期待をしております。開催に向けて、開催都市東京のトップとして、一層の緊密な連携をお願いしたいと思います」と、強調した。