大相撲の関脇御嶽海が8日、報道陣の電話取材に応じ、7月場所(19日初日・両国国技館)へ向けた調整の難しさを口にした。新型コロナウイルス感染防止のため出稽古が禁止されていることに「できると思っていたので想定外。体は鈍い」と影響を口にした。
筋力トレーニングの他、縄跳びやボクシングのミット打ちを取り入れて汗を流している。申し合いもしているが、出羽海部屋は他に関取がおらず、幕下力士らが相手だ。「調子がいいのか悪いのか分からない。関取衆と肌を合わせられないのは不安」と語った。
無観客開催を目指す7月場所では「元気のいい相撲を取りたい」と力を込めた。