ISUアワード 新人賞はコストルナヤ 同世代ユ・ヨン、トルソワとの争い制す
国際スケート連盟(ISU)は11日、オンライン形式で初の試みとなるISUアワード授賞式を開催した。最優秀新人賞には、シニア転向シーズンながら昨年のGPファイナルを制したアリョーナ・コストルナヤ(16)=ロシア=が受賞した。
トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と、圧倒的美しさを誇る演技で、快進撃を見せたロシアのニューヒロイン。韓国のユ・ヨン、ロシアの同世代であるアレキサンドラ・トルソワ(ロシア)との争いを制したコストルナヤはリモートで出演し、「この賞を誇りに思います。常にベストを尽くすことを考えてきました」と、喜びを語った。
ISUアワードは一般からのオンライン投票、ISUメンバー、メディアによる投票で候補者リストが決定。最終候補3人の中から、日本の安藤美姫さん、米国のトッド・エルドリッジさんら元フィギュアスケートチャンピオン6人の審査員による投票で優勝者を決定する。