羽生 衣装は「羽生結弦が唯一無二であると見せるもの」ベストコスチューム賞は逃す
国際スケート連盟(ISU)は11日、オンラインでフィギュアスケートのISUアワードを開催した。ベストコスチューム賞はアイスダンスのチョック、ベイツ組(米国)のフリーが輝いた。
最終ノミネートである3衣装には、女子のアンナ・シェルバコワ(ロシア)のフリーとともに、羽生結弦(ANA)のフリー「Origin」も選ばれていた。
オンラインで生出演した羽生は、衣装について「プログラム、ストーリーを表現するために必要」と説明。「スケーターとして、羽生結弦がどれだけ唯一無二な存在であるかを見せるものでもある」といい「これが羽生結弦であると、プログラムとコスチュームで表現したい」とも語った。
また、受賞者が発表されると、羽生は両手で拍手し2人をたたえた。
ISUアワードは一般からのオンライン投票、ISUメンバー、メディアによる投票で候補者リストが決定。最終候補3人の中から、日本の安藤美姫さん、米国のトッド・エルドリッジさんら元フィギュアスケートチャンピオン6人の審査員による投票で優勝者を決定する。