重量挙げ・三宅、五輪延期は「ボーナスタイム」 決定直後は落ち込むも集大成へ前向き
重量挙げ女子で2大会連続五輪メダルを獲得している三宅宏実(34)=いちご=が14日、オンラインで取材に応じ、1年延期となった東京五輪に「(延期は)ボーナスタイム。延びたことで体を修復する時間になる」と意欲を見せた。
延期決定直後は「1歳年を重ねるのは、結構な歳月。(延期が)2年だったら諦めていた」と落ち込んだ。だが「張り詰めていた気持ちがぷつんと切れて、体も心もリセットできた」と今では前向きに捉えている。
24年パリ五輪は「100%ない」と断言するだけに、集大成の東京五輪は「なくならないでほしい」と切実に願う。出場できれば5大会目となる大舞台。「金メダルを目標にしたい」と悲願達成を掲げた。