大相撲、元関脇栃煌山が引退 年寄「清見潟」を襲名
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日本相撲協会は15日、大相撲の元関脇で西十両2枚目の栃煌山(33)=本名影山雄一郎、高知県出身、春日野部屋=の現役引退と年寄「清見潟」の襲名を発表した。今後は部屋付きの親方として後進の指導に当たる。
オンラインで記者会見した栃煌山は、7月場所(19日初日・両国国技館)の番付で昨年九州場所以来の十両転落となり決断したという。「次に落ちた時に区切りをつけようと思っていた。逃げずに真っすぐに自分の相撲を取りきることを、ずっと心に思っていた」としみじみ話した。
思い出の一番に、金星を獲得した昨年初場所の横綱稀勢の里(現荒磯親方)戦を挙げた。