東京五輪無観客には否定的 「さまざまなシナリオ検討」
【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は15日、オンライン形式による非公開の理事会後に記者会見し、新型コロナウイルスの影響で来夏に1年延期となった東京五輪の開催に向けて「さまざまなシナリオを検討している」としつつ「無観客(での開催)は明らかに望んではいない」と明言した。
旧計画から開会式を1日前倒しした大会は23日に開幕1年前を迎える。
理事会では、東京五輪の準備状況を監督するIOC調整委員会のコーツ委員長から経過報告を受け、対応策を協議した。