日本ボクシング連盟内紛「話し合いで決着」内田氏が会長再選、公益法人化目指す

 アマチュアボクシングを統括する日本ボクシング連盟は18日、岐阜市内でオンライン参加を含む総会を開催し、役員選などを行った。会長には理事33人中32人の賛成を得て内田貞信会長が再選した。任期は2年。18年の山根明前会長の辞任後に新体制を率いた同会長は2期目となる。

 同連盟は、現在の一般社団法人からより透明性の高い公益法人への移行を目指す中で、理事選出を巡って現体制と旧体制派が対立していた。しかし、同会長は「話し合いで円満に解決した。選手のため、公益法人化に向けて協力してやっていきたい」と説明。今回の役員選で旧体制派とされた2理事の退任が決まったが、同会長は「必要な存在」とし、選手強化などには携わる。

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