横綱・鶴竜が16度目の休場 右肘靱帯損傷で全治2週間 初日は遠藤に金星配給
「大相撲7月場所・2日目」(20日、両国国技館)
横綱鶴竜(34)=陸奥=が2日目の20日、休場を届け出た。休場は1月の初場所以来16度目。初日、遠藤(追手風)戦で腰砕けで敗れ、金星を配給した。
鶴竜は「右肘靱帯(じんたい)損傷、肘分管症候群のため今後、約2週間の加療を要する見込み」との診断書を提出した。遠藤戦で倒れた際、右手から落ちて右肘を痛めた。打ち出し後に病院に行き、診断された。
師匠の陸奥親方(元大関霧島)は電話取材に応じ、「先週の月曜日の稽古中に右肘を痛めていた。きのうの一番で悪化させた。今後は本人次第だけど、しっかり治した方がいい。肘なので四股は踏める。休んでいる場合じゃない」と話した。
鶴竜の2日目に対戦予定だった小結大栄翔(追手風)は不戦勝となる。