バスケ馬場雄大が豪移籍報告 NBA&東京五輪へ「立ち止まる選択肢はなかった」
バスケットボール男子で、オーストラリアのメルボルン・ユナイテッドへの移籍が発表された日本代表の馬場雄大(24)が20日、都内で会見した。
「Gリーグシーズンが中止になり、再開のめども立っていない。ゲーム感覚を失わないためにもどこかチームに所属してやりたいという思いがあった。また英語圏でやりたいという思いもあった」と移籍を決断した経緯を報告。NBA挑戦の夢は変わらず持ち続けており「自分の夢とチームのために全力を尽くしたい」と意気込んだ。
また「整った環境で1年間準備することも考えたけれど、僕にとって、日本に残ることは立ち止まるのと同じこと。今の僕に立ち止まるという選択肢はなかったし、挑戦し続けることが刺激となって、さらなる高みへと進ませてくれると思う。最終的に一切の迷いはなく海外に挑戦しようと思った」と、日本国内でのプレーではなくオーストラリアへの移籍を決断した思いも明かした。
馬場は19-20シーズン、米NBA入りを目指し、下部Gリーグでマーベリックス傘下のレジェンズに所属。日本代表でも主力として活躍している。
1年延期が決まった東京五輪に対しては「今のところ五輪でやることがモチベーションになっているし、そこで最善のパフォーマンスをするために何が一番か、最善の手を考えている」とし「1年間準備ができるので、今の1日をどう過ごすかにフォーカスしてやっていきたい」と語った。