かど番貴景勝 一瞬ヒヤリも連敗阻止 朝乃山は逆転の送り出し 白鵬とともに4連勝

 遠藤(左)を押し出しで下した貴景勝(撮影・開出牧)
 大栄翔(右)の突っ張りを土俵際で耐える朝乃山(撮影・開出牧)
 隆の勝(左)を突き落としで下した白鵬(撮影・中田匡峻)
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 「大相撲7月場所・4日目」(22日、両国国技館)

 かど番の大関貴景勝(千賀浦)は前頭筆頭の遠藤(追手風)と対戦。3日目は隠岐の海(八角)に敗れた貴景勝は、きわどい相撲ながらも連敗を阻止した。

 土俵際、押し出そうとする貴景勝に、遠藤は突き落としで対抗。軍配は貴景勝に上がった。倒れ込んだ貴景勝。土俵を割った遠藤。物言いがつく微妙な一番となったが、軍配通りとなった。

 新大関朝乃山(高砂)は。幕内対戦成績4勝7敗と分が良くない小結大栄翔(追手風)と対戦。土俵中央での押し合いから、強烈なのど輪を受けて後退。それでも土俵際で体を翻して送り出した。これで無傷の4連勝となった。

 横綱白鵬(宮城野)は初対決となった前頭2枚目の隆の勝(千賀浦)戦。前に出る相手に攻め込まれたが、突き落としで下し4連勝とした。

 前頭6枚目の炎鵬(宮城野)は前頭4枚目・碧山(春日野)と対戦。身長で23センチ大きく、体重で倍以上の98キロも重い相手を突き落としで下した。

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