ケンブリッジ飛鳥がV 大会新3連発!10秒22の快走「合格点かな」
「陸上・東京選手権・第2日」(24日、駒沢陸上競技場)
ケンブリッジが3連続で大会新をマークした。前日の予選で10秒29、この日の準決勝で10秒26と調子を上げ続け、決勝は10秒22で快走。今季初戦を優勝で飾り「金メダルは久しぶり。気持ちがいい」と喜び、「最初のレースとしては満足。合格点かな」と手応えを示した。
コロナ禍の大会となった。無観客で開催され、優勝インタビューは距離を空けて実施。「色んなところで距離を感じてさみしかった。しばらくはしょうがないのかな」と苦笑い。2日間で3レースをこなし、「レースに対しての体力が少し落ちてる」と感覚の鈍りも感じたと言う。
東京五輪開幕まで1年を切った。残り時間は「そんなに意識してなかった」と話すが、「来年しっかり頑張りたい」と思いは強い。夢舞台に向け、気持ちを引き締めていた。