陸上・女子七種競技 ヘンプヒル恵が大会新V「自分自身に期待」

 女子七種競技で優勝したヘンプヒル恵のやり投げ
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 「陸上・東京選手権・最終日」(26日、駒沢陸上競技場)

 女子七種競技はヘンプヒル恵(24)=アトレ=が5646点の大会新記録で優勝した。男子やり投げ決勝は新井涼平(スズキ)が73メートル99で制した。200メートル決勝は男子の安田圭吾(大東大)が20秒97、女子は鶴田玲美(南九州ファミリーマート)が24秒05で優勝。鶴田は100メートルと2冠。

 砲丸投げで自己記録を更新するなど、大会記録を塗り替えて勝ったヘンプヒルは「まず七種の選手として試合に出場できていることがうれしい」と目を輝かせた。17年に日本歴代2位の5907点をマークした直後に左膝の靱帯(じんたい)を断裂。昨年は競技を2カ月離れて自らを見つめ直し「ここで輝きたいんだ」と再確認した。五輪参加標準記録の6420点はまだ遠いが「自分自身に期待したい」と新シーズン初戦で手応えを得た。

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