NBA・ウィザーズ八村 15得点10リバウンド「どんどん自信つけたい」
米プロバスケットボールNBAは25日、フロリダ州オーランド近郊でシーズン再開に向けた練習試合が行われ、ウィザーズの八村塁(22)はクリッパーズ戦に先発して27分38秒プレーし、15得点、10リバウンドだった。チームは100-105で敗れた。新型コロナウイルスの影響で3月に中断したNBAは22チームで30日(日本時間31日)に再開。ウィザーズは27日に最後の練習試合を行い、31日(同8月1日)にサンズとのシーズン再開初戦を迎える。
八村は前半から力強いプレーを見せた。開始37秒に3人の守備の間を割ってレイアップを決め、2試合連続で最初の得点をマーク。約8分には昨季ラプターズを頂点に導いたNBA決勝最優秀選手のレナード相手に、後方に下がりながらジャンプシュートを決めた。レナードへの好守備も光った八村は「映像もたくさん見ていたので、そこが生かされた」と納得の様子だった。
第2クオーター残り5分で八村がスチールからダンクをたたき込んで同点とすると、チームは勢いづき、第3クオーターでは最大12点のリード。ただ終盤に逆転を許した。「シュートの選択のところで少しあまい部分があった」と反省も、得点、リバウンドともに2桁の“ダブルダブル”を記録。「どんどん自信をつけたい」と、シーズン再開へ気持ちを高ぶらせた。