サーフィン松田詩野×女優池間夏海 波に乗る同級生対談 楽しむのってやっぱ大切
サーフィン女子で来夏の東京五輪の代表権を条件付きで獲得している松田詩野（１７）と女優の池間夏海（１８）が、同級生対談を行った。池間は１９年のＮＨＫ ＢＳプレミアムドラマ「ひなたの佐和ちゃん、波に乗る！」で主演した際にサーフィンに初挑戦。異業種ながら“波に乗る”高校生としてつながった２人は、すぐに意気投合し、将来の夢を語り合った。以下は対談その２。
◇ ◇
－ＳＮＳの活用方法は。
松田詩野（以下、松田）「インスタグラムは自分の発信とか試合の感じを載せる。他にサーフィンのトップ選手の動画とか見るのに活用してます。ツイッターは最近始めて、たまにつぶやいたり」
池間夏海（以下、池間）「私はツイッターで告知したり。思ったこととか、すごく少ない言葉でつぶやいたり、写真を載せたりして。ブログは好きな映画とか、何かを語りたい時に使ってます。長い文で伝えたい時と、短い言葉で簡潔に伝えたい時と、気分によって使い分けてます。インスタグラムは始めてみたい」
松田「始めます？」
池間「始めます…かね？（笑）でも絶対いつかはやると思います」
松田「じゃあフォローします」
池間「わーありがとうございます！私もフォローします」
－松田さんは自粛中に料理を始めたとか。
松田「少し（笑）。甘いものが好きなんで、スイーツ系。チーズケーキとかスコーン」
池間「いいですね。私はお菓子作りはすごく苦手です。どうしても分量を（正確に）量らず目分量でやる」
松田「お菓子は目分量だと失敗します（笑）。一回それで失敗したことがあるので。お母さんに『お菓子だけは目分量じゃないんだよ』って言われて（笑）」
池間「どうしてもめんどくさくなってしまって。目分量でやると中が焼けてないとか。自分で食べるんですけど、おいしくないんですよ。でも人にあげられないし、なかなか家族も食べてくれないので。私もちゃんと量ってやったら作れるんですかね（笑）」
－おすすめの海は。
松田「海外できれいな場所だとハワイとか。あとはちょっと日本から遠いんですけど（カリブ海の）バルバドスって島。すっごい水がきれいで。透き通ってて」
池間「わーぜひ行ってみたいです。この島の波はすごくいいとか、やりやすいとかってあるんですか？」
松田「練習でよく行くのがインドネシアのバリ島。波もすごい良くて、練習もすごくいいです。宮崎も国内でもすごくいい波なので、練習だけで行ったり。バリ島は観光もできるし、おすすめです」
池間「今の時期すごい行ってみたいです」
－逆に池間さんに聞いてみたいことは。おすすめの映画とか。
松田「教えてほしいです。でも映画の内容より演技を見る感じですか？」
池間「そういう時期もあったんですけど、ある人の言葉で『自分が今一番欲してるものを見た方が自分に取り入れられる』って聞いて。ほんとに見たいものを見たい時に見た方がいいんだなと。自粛中はミュージカル映画とか見てました。フランスの『ロシュフォールの恋人たち』。衣装もすっごいかわいくて、カラフルで、結構見やすいと思う。歌とか踊りとかも楽しくて」
松田「ミュージカル系は明るくなります」
（続けて）
松田「緊張とかします？」
池間「します。上京したての頃はひたすら緊張してたんですけど、最近は『適度に緊張しつつ、少し楽しもう』ってできるようにはなってきた」
松田「楽しむのってやっぱ大切ですよね」
池間「大切です。オーディションとか、少し楽しもうって気持ちがあれば楽になります」
松田「試合も結構緊張する。大会が大きくなればなるほど。でも『楽しもう』『ベストを出そう』って集中すると、緊張もしてるけど、それでちょうどいいみたいな感じで。同じ感じだと思います」
池間「たしかに。『いつも通りにやればいい』『ただその時にベストを出すだけ』って考えると、楽になるかもしれない。お仕事は違うけど、何か通ずるものがある。すごいですね」
◆松田詩野（まつだ・しの）２００２年８月１３日、神奈川県茅ケ崎市出身。両親の影響で６歳からサーフィンを始める。中学２年でプロに転向。１９年５月の第１回ジャパンオープンで初代女王となる。同年９月のワールドゲームズ（ＷＧ＝世界選手権に相当）では１５位でアジア最上位となり、条件付きで五輪代表に内定。中学生の時のあだ名は世界中を転戦していたことから「世界の松田」。
◆池間夏海（いけま・なつみ）２００２年７月１０日、沖縄県出身。ご当地アイドル、子役を経て「シーサーも振り向くほどの美女」と話題になる。１８年に上京し、スターの登竜門「シーブリーズ」のＣＭに起用される。映画は１８年１２月公開の「ニセコイ」、１９年９月公開の「かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～」に出演。１９年にＮＨＫ ＢＳプレミアムドラマ「ひなたの佐和ちゃん、波に乗る！」で主演を務めた。
