新・日本武道館完成!常設世界初金色LEDで「新しい夜景の代表に」
来夏の東京五輪で柔道、空手が行われる日本武道館の増改修工事が終了し、29日に竣工式が行われた。車いす席とトイレの増設、防災強化のほか、今回新たに外観にライトアップが施された。
東京タワーやレインボーブリッジ、エッフェル塔など有名所の照明を手がける照明デザイナーの石井幹子氏(81)が担当した。石井氏は「東京の新しい夜景の代表になれば」と自信を見せた。
屋根の中央頂点には「常設では世界で初」という金色のLEDライトを使用。イメージは「満月のような輝きを放った富士山」という。また、維持、管理がしやすいようにできるだけ電気代をおさえた設計にし、東京タワーのライトアップにかかる電気代1日平均、2万1000円に対し「1時間で約100円」と省エネをアピールした。
点灯式は9月29日に行われる予定。21年7月23日開幕の東京五輪に先駆けて、武道の聖地はさらなる輝きを放っていく。