NBA・ウィザーズは黒星発進 八村21得点8リバウンドも反省「もっと積極的に…」
「NBA、サンズ125-112ウィザーズ」(7月31日、オーランド近郊)
新型コロナの影響による中断から約4カ月半ぶりに再開し、ウィザーズの八村塁(22)は再開初戦のサンズ戦に29分47秒出場。いずれもチーム最多の21得点、8リバウンドを挙げた。チームは112-125で敗れた。グリズリーズとツーウエー契約を結ぶ渡辺雄太は出場登録を外れた。
厳しく警戒されるのはエースの宿命だが、それをはね返せなかった。八村はチームで最多の得点とリバウンドを記録したが、勝利には導けず「スマートにできなかった。僕はチームで必要とされているので、しっかりと改善してうまくやっていきたい」と反省した。
相手のマークに苦しんだ。今季1試合平均30・5点を挙げたビールら主力が欠場し、若手中心で戦う今のウィザーズで八村は最大の得点源と誰もが認める存在。ボールを持てばスチールを狙われ、死角から何度もボールをはたかれる。ターンオーバーはチーム最多の五つを数えた。
プレーオフへの道は厳しくなったが、八村は「もっと積極的にならなければ」と巻き返しを期した。