陸上・飯塚、200メートルで大会新 約1年ぶり実戦に興奮「アドレナリン出た」

 「陸上・静岡県選手権」(1日、草薙総合運動場陸上競技場)

 男子200メートルが行われ、リオ五輪400メートルリレー銀メダルの飯塚翔太(29)=ミズノ=が予選で20秒70(向かい風0・5メートル)の大会新記録をマーク。決勝は棄権した。2日に100メートルに出場する。

 「やっと走れてうれしかった」と笑顔。コロナ禍で実戦から1年近く離れていただけに「試合を1本走ることで感覚が鋭くなった感じがする。アドレナリンが出た。血が巡るような感じ」と興奮気味に語った。豊田コーチも「今後に期待できる内容」とうなずいた。

 東京五輪に向け、「1年後にピークを作るために、このあとの流れを今のうちに作りたい」と強く意気込んだ。

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