十両は6人で優勝決定戦、明生が立浪部屋3人のともえ戦制す 豊昇龍は十両Vならず
「大相撲7月場所・千秋楽」(2日、両国国技館)
十両は10勝5敗で6人が並び、1回勝負の対戦が行われた後、勝った3人がともえ戦を行った。このともえ戦に進出した3人が全員立浪部屋という珍しい事態も起きた。
まず、組み合わせを決める抽選が行われ、3つの取組が行われた。結果は以下の通り。
●水戸龍(錦戸)-天空海(立浪)
●千代ノ皇(九重)-○明生(立浪)
●旭大星(友綱)-○豊昇龍(立浪)
次に、勝った天空海、明生、豊昇龍によるともえ戦が行われた。ともえ戦は、だれか1人が連勝するまで負け抜けで相撲を取り続ける方式。
まず、明生が豊昇龍に勝利した。続けて、明生が天空海と対戦し、突き落として連勝。これにより、明生の十両優勝が決まった。
十両筆頭で10勝している明生は、来場所の再入幕が確実な状況となっている。