陸上・桐生「試合の方がアドレナリン出る」 オンラインで中高生の質問に回答
陸上男子100メートルで前日本記録保持者の桐生祥秀(24)=日本生命=が2日、オンラインサマースクールを行い、新型コロナウイルス感染拡大の影響で試合の中止が相次いだ中高生の質問に答えた。
自身の練習方法など、動画を交えて説明。「練習でできることが本番でできない」と悩む声には「試合の時だからこそできると思った方がいい。試合の方がアドレナリンも出るし、(試合の)緊張感もなかなか味わえない」と助言を送った。
1日に今季初戦を終えたばかりで、「ここから試合勘が戻ってくると思う」と話す。次戦は23日のセイコー・ゴールデングランプリ(新国立競技場)。「トップスピードを意識して走りたい」と意気込みを語った。