飛び込み寺内がコロナ感染 東京五輪内定選手の公表は初 発熱と味覚・嗅覚に異常
東京五輪代表に内定している飛び込みの寺内健(ミキハウス)が新型コロナウイルスに感染したことが3日、分かった。所属事務所が発表した。
発熱の他、味覚・嗅覚の異常があるという。日本の五輪内定選手で感染が公表されたのは初めて。
経過と症状は以下の通り。
7月23日 オフ 終日自宅
7月24日 プール練習※練習後、知人1名と接触
7月25日 咳の症状があり、自宅待機
7月26日以降 自宅待機※発熱は27日 37.2度 28日 37.5度の2日間のみ※咳の他、倦怠感、味覚・嗅覚の異常あり
7月31日 PCR検査実施
8月1日 PCR検査結果 陽性判定
8月2日 入院※2日から再び発熱し、倦怠感、味覚・嗅覚の異常あり。
直近2週間の行動履歴を確認したところ、練習以外は必要な買い物等外出は最低限にとどめていたという。
24日の練習後に会った知人が7月29日にPCR検査、翌30日に陽性判定。濃厚接触者として寺内もPCR検査を実施した。現在は発熱の症状に加え、味覚・嗅覚に異常がある。7月25日の初期症状の発症から自宅で静養、保健所の指示により8月2日から入院し、体調回復につとめているという。
寺内の行動は全て保健所に報告。保健所の指導のもと、濃厚接触者の特定をし、順次PCR検査を実施しているという。