スノボ次代のエース戸塚優斗 コロナ禍で北京五輪開催不透明も「今は目の前の試合を」
スノーボード男子ハーフパイプ(HP)の平昌五輪代表で、今年2月に日本人史上4人目となるUSオープン優勝を果たした戸塚優斗(18)=ヨネックス=が3日、横浜市内で屋内トレーニングを公開した。
新型コロナウイルスの影響で、新シーズンの見通しが立っていない。春以降は雪上から遠ざかっており「競技を始めてから、こんなに滑ってないのは初めて」と話すが「いつ始まってもいいように準備する」とし、夏の東京五輪同様、開催が危ぶまれる22年北京五輪についても「五輪のことを考えるのはいつも前の年から。今は目の前のシーズン、試合に集中していきたい」と、泰然自若に語った。
USオープン優勝を記念した自身のスペシャルモデルのボード「REV(レヴ)」が11月下旬に数量限定で世界同時発売されることも決定。デッキ面には「Stay Ready.Return Stronger Together(コロナ禍の世の中でも一緒に強くなろう)」というメッセージが刻まれている。