飛び込み寺内健がコロナ陽性 五輪内定選手もついに…初の感染発表
東京五輪代表に内定している飛び込み男子の寺内健(39)が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けた。3日、所属先のミキハウスが発表した。寺内は五輪に5度出場した第一人者。日本の東京五輪内定選手の感染発表は初となる。
ミキハウスによると、寺内は7月25日にせきが出たため自宅で静養し、27、28日には37度台の発熱を確認。24日のプール練習後に接触した知人が30日に陽性判定となったため、濃厚接触者として寺内も31日に検査し、8月1日夜に陽性判定が出た。発熱や味覚異常などの症状があり同2日から入院中。直近2週間は、練習以外の外出は最低限にとどめていたという。
拠点のJSS宝塚によると、寺内の練習参加は7月24日が最後。他選手は練習を継続していたが、30日に知人の陽性が判明したため練習を中止した。選手、馬淵崇英コーチの計5人が濃厚接触者として3日にPCR検査を実施。現在結果待ちというが、担当者は「発熱などの症状のある者はいない」と説明した。