日大ラグビー部 元コーチが頭に爪楊枝刺すなどの暴行 公式HPで「再発防止に全力」

 日大ラグビー部は5日、公式ホームページ内に、平山聡司ラグビー部部長の署名で同部の元コーチによる、学生の頭に爪楊枝(つまようじ)を刺すなどの暴行行為について報告。「このようにお騒がせしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 日大ラグビー部では今年1月に部員が大麻取締法違反で逮捕され無期限の活動停止となっていた。チーム再建を目指してインテグリティチームマネージャーを配置した。声明文によると「同マネージャーによるチーム再建の過程において、学生より飲酒の強要や頭に爪楊枝を刺す等の暴行があったとの申し出があったことが判明したものです」と暴行行為があったことを報告した。

 「当部としては、直ちに当該元コーチからのヒアリング等の調査を行った結果、当該元コーチは退任に値すると部長、監督で判断しました」と説明。元コーチは「一身上の都合」で既に辞任している。暴行行為については各学年単位でのミーティングで共有し、保護者代表にも報告。さらに所管の日大競技スポーツ部にも報告。部長、副部長、監督、コーチは厳重注意処分を受けているという。

 「当部としては今回の事態を重く受け止め、同対応にとどまることなく、学生スポーツとしてのあるべき姿を実現すべく、日々の運営と指導をさらなる改革・改善を目指し、皆様の信頼を一日でも早く回復できるよう再発防止に向けて全力で取り組んでまいります」としている。

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