福岡堅樹「学生のうちに結婚も」ラグビー選手から医学部受験「半日以上は勉強」
19年ラグビーW杯で日本代表8強入りに貢献したWTB福岡堅樹(27)=パナソニック=が7日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。福岡は医学の道に進むため、来夏に延期となった東京五輪代表入りを断念。現在の心境や結婚観などを語った。
「今は半日以上は基本的に勉強をメインに置いているので、午前中は少しトレーニングして、午後から夜にかけてほとんど勉強に優先順位を置いている状態です。今は受験勉強の形なので、問題を解いたり、家でも映像で授業を受けられるのでそういうものも使って忘れたところを復習しています」と“受験生”としての近況を明かした。
当初は19年W杯、20年東京五輪を経て医学の道に進む人生設計だった。それがコロナ禍による東京五輪延期で変更となった。「W杯とオリンピックが日本で二回連続である。アスリートとして挑戦できるならやりたいという思いで頑張ってきたんですけど、延期になる状況になって、W杯でもあれだけのことができましたし、今まで決めてきたタイミングをずらしたくないという思いが強かったので今回はオリンピックを断念すると決めました」と五輪断念に至った心境をあらためて説明した。
「もう27歳。結婚は」というストレートな質問には「特に予定というのはないですけど、実際に僕自身医学部の大学生にもう一度戻るので収入はなくなったり、大変な部分もあるんですが、そのときにいい人がいてタイミングがあれば学生の間に結婚というのも考えています」と明かす。
続けて「いい人とはどんな人?」と聞かれて「いっしょにいて楽しいというか、お互いがお互いをしっかり尊重しあえるような人であれば。しっかりと話が合う人がいいですね」と語った。
最後に理想とする医者像について語った。「何科というのはまだ医学の勉強をする中で変わることもあると思うので、明言は避けているんですけど。自分の中で、自分がお医者さんになりたいと思ったきっかけは、(自身が手術を受けた際に)前向きにさせる、心に寄り添えってくれるお医者さんだったので。僕自身、患者さんが前向きになれるような、いっしょに頑張れるような医者になりたいですね」と目を輝かせていた。