女子バレーの石川真佑 兄・祐希から刺激「負けてられない」
バレーボール女子日本代表の石川真佑(20)=東レ=が7日、オンラインで取材に応じた。現在、女子代表は都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿を行っている。
男子日本代表のエース・石川祐希(ミラノ)を兄に持ち、19年7月のジュニア世界選手権、8月のアジア選手権でMVPを獲得した石川。9月からはA代表としてW杯全試合に出場した。試合が続き、後半は体力的に疲れが見えたが、現在は「プレーも体のコンディションも整っている」と調整は順調だ。
新型コロナの自粛期間中は実家で過ごした石川。兄・祐希とは「予定が合わなかった」と一緒に過ごすことはなかったという。海外でプレーする兄を「すごいと思う」と尊敬する。それと同時に、「負けてられない。自分ももっと頑張らないと」と刺激も受けている。
兄妹五輪も期待される20歳の新星は「まだ足りない部分もある。自分がどう意識するか、どう成長するかが大事。魅力のある、自分だけのプレーを作れていけたら」と成長を誓った。