石川祐希がイタリアに出国「トップに上り詰めるための1年」
バレーボール男子の日本代表エースで、イタリア・セリエAのミラノに移籍した石川祐希(24)=ミラノ=が10日、イタリアに出国した。9日に応じたオンライン取材では「これからトップに上り詰めるための1年」と覚悟をにじませた。
世界最高峰の同リーグでは14年からプレーし、昨季7位のパドバから、5位のミラノに移籍した。石川は「今シーズンが非常に重要。今シーズンの結果で今後のキャリアも変わると思う。緊張感を持ちながら覚悟を持って臨みたい」と新天地での活動に意気込んだ。
コロナ禍でも「トッププレーヤーになるため」イタリアでの活動を選んだ。「苦しい状況ですけど目標を見失わずに取り組みたい。日本人だけでなく、イタリアの方にも勇気を与えられるプレーヤーになりたい」と“勇気”を与えるプレーを誓った。
来夏に延期された東京五輪での活躍も期待される。「プレッシャーのあるシーズンを乗り切ることで、代表(活動)にもつながる。1シーズンあいたので、また招集メンバーが替わる。まずは代表に選ばれるようにプレーする」と気を引き締めていた。