ウィザーズ・八村塁「自信ついた」 怒涛のルーキーイヤー無事完走、さらなる成長誓う

 「NBA、ウィザーズ96-90セルティックス」(13日、オーランド近郊)

 ウィザーズの八村塁(22)はセルティックスとの今季最終戦を右太もも痛のため欠場した。チームは96-90でシーズン再開後初白星を挙げ、今シーズンを25勝47敗で終えた。プレーオフ進出は逃したが、八村は怒濤(どとう)のルーキーイヤーを無事完走。来季へ決意を新たにした。

 長い長いルーキーシーズンが幕を下ろした。19年6月、ウィザーズからドラフト1巡目全体9位指名を受けた八村は、右太もも痛で今季最終戦を欠場。12日の練習中に痛めたと言うが「たいしたことない」と軽傷を強調し、「最後の最後に勝てて良かった」とチームの勝利を喜んだ。

 10月の開幕から48試合に出場し、1試合平均13・5得点、6・1リバウンドをマーク。「長かったけど、振り返るといろんなことが学べた。無事終われたことに感謝して、次のシーズンへ向けて頑張りたい」と締めくくった。

 高いレベルでのプレーやタフな日程に「慣れること」に重点を置いた1年目を終え「最初に比べて成長できた」と手応えは十分。特にシーズン再開後は、ジョン・ウォールやブラッドリー・ビールら主力が不在で中核としての役割を担っただけに「マークはきつくなったけど、その中で僕のプレーができるかが大事。これからの僕のバスケのキャリアに向けて、いいことが学べた」と言う。「僕としてもチームとしても自信がついた」と納得の表情だった。

 来季へ、3点シュートの精度を課題に挙げ「オフシーズンに僕も成長したい」と八村。1年を走り抜けた安ど感と、2年目への強い覚悟が入り交じっていた。

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