磐城、木村前監督がノック 交流試合「特別な7分間だった」

 15日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた2020年甲子園高校野球交流試合に磐城(福島)が登場した。今春の選抜大会には、戦力以外の特色を加味した21世紀枠で選出されたが、新型コロナウイルス禍で中止に。聖地で指揮を執ることなく、今春他校へ異動した木村保前監督が、試合前の守備練習でノックを行った。交流試合ではノッカーとしての参加が認められている。

 涙をぬぐいながらバットを振った。「どんな立場であっても子どもたちをサポートできたことがうれしい。人生の中でこんなに特別で濃密な7分間は初めてだった」と感慨深げに話した。

 試合は国士舘(東京)に3-4で惜敗。

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