飛び込み・寺内健が活動再開を発表、医療従事者へ「感謝の一言に尽きます」
飛び込みで東京五輪代表に内定しており、新型コロナウイルス感染を公表していた寺内健(40)=ミキハウス=が20日、活動を再開したことを所属事務所を通じて発表した。接触者に陽性者や発熱等の体調不良者はいなかった。
寺内は所属先を通して「このたびは、新型コロナウイルスの感染により多大なご心配をおかけしました。医師や保健所の指導のもと、8月7日に退院し、これまで自宅療養し、無事に回復したことをご報告させていただきます」とコメントを発表。「入院中には携わる医師や看護師の方が、新型コロナウイルスと向き合い真摯(しんし)に対応してくださっている姿を目の当たりにしました。本当に感謝の一言に尽きます」と感謝をつづり、「改めて感染予防に努めながら、これから競技生活に取り組んで参ります」と意気込んだ。
寺内は1日に陽性判定を受け、2日に入院。7日に退院し、その後は自宅療養していた。退院後は平熱で、後遺症として味覚と嗅覚が完全ではないもの回復しつつある状況。まずは陸上トレーニングから活動を再開するという。