萩生田大臣「ちょっとうるうるしちゃうくらい感動した」新国立で小6中3の陸上大会

 萩生田光一文部科学相(56)が22日、東京五輪のメイン会場である国立競技場で行われた小学6年、中学3年対象の「ライジングスター陸上」開会式に出席し、報道陣の取材に応じた。

 萩生田大臣は「感染症の影響でさまざまなスポーツ大会が中止となる中で、子供たちの活躍の場を設けたいとの思いを関係団体とも共有していただいて、国立競技場で約700人を超える小中学生が参加する陸上大会を実現できたことを大変うれしく思います」とコメント。「オリンピック会場でもある夢の舞台で小中学生が全力でひたむきに競技する姿は勇気と感動を与えてくれました」と語った。

 また、群馬県から参加した中学3年の男子生徒から「絶望していたけれど、こういう機会があって前向きに事を捉えられるようになった」と直接声を掛けられたエピソードも披露。「ちょっと私もうるうるしちゃうくらい感動しました」と言い「陸上に限らず色んなスポーツができない環境にありますが、特に最終学年には、色んな機会を使ってスポーツ、文化を後押ししていきたい。そんな決意を新たにした」と振り返った。

 同大会は最終学年を迎える小学6年、中学3年の児童生徒を対象に、感染症対策を実施した上で約700名が参加して行われた。

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