東京パラ、24日で開幕まで1年 「元気な社会の第一歩を」
新型コロナウイルスの影響で異例の延期となった東京パラリンピックは24日で開幕まで1年となる。大会組織委員会は関係各所と調整や折衝を重ね、競技の日程、会場とも延期前の枠組みを維持して今月上旬に発表。選手は再設定された目標へ仕切り直している。金メダルを狙う競泳のエース木村敬一(東京ガス)はリモートで記者会見し「日本中が盛り上がり、世界に向けて元気な社会の第一歩を示せるような瞬間にできればいい」と祭典へ期待感を口にした。
大会は当初の日程から1日ずつ前倒しとなり、8月24日に開会式を実施。9月5日の閉会式まで22競技、539種目を行う。