競泳パラ代表・エース木村「元気な社会を発信する第一歩に」21年5月に代表選考会
来年8月24日に開幕する東京パラリンピックの競泳代表が22日、オンラインで会見した。昨年の世界王者でパラ代表に内定しているエース、視覚障害男子の木村敬一(東京ガス)は「去年よりは1年前という節目の感じはない。いつ大会が来てもいいように準備を積み重ねるだけ」と心境を明かした。
新型コロナウイルスの影響で1年延期となり、大会の意義も変わる。「開催できるときは、世界中が元気になろうとしている状況だと思う。日本中が盛り上がり、世界に向けて元気な社会を発信する第一歩になればいい」と祈りを込めた。
また、来年5月に代表選考会を開催することも決定。日本代表の上垣匠監督は「パラまで3カ月しかない(5月の)段階で既に戦えるように準備してほしい」とハッパをかけた。