陸上・ケンブリッジ 復活の気配「10秒0台あたりで」新国立での初レースに意気込み
陸上のセイコー・ゴールデングランプリ(23日、国立競技場)に出場する有力選手が22日、オンラインで前日会見を行った。来夏に延期された東京五輪のメインスタジアムでの本格的な陸上競技の初陣。高反発のトラックが整備され、男子100メートルではいきなりの9秒台への期待が高まる。
リオ五輪400メートルリレー銀メダルメンバーのケンブリッジ飛鳥(27)=ナイキ=は、新国立での初レースに「雰囲気を感じて、来年へいいイメージで終われたら」と意気込んだ。今季初戦の東京選手権では決して条件は良くない中で10秒22の大会新で優勝。復活気配が漂う。「しばらく納得いく走りから遠のいていたけど、状態はいい。自己ベスト、10秒0台あたりで走れたら」と見据えた。