森会長決意「くじけぬ力を示す」東京パラリンピック開幕まであと1年

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)と、橋本聖子五輪相(55)が、新型コロナウイルスの影響で延期された東京パラリンピックの開幕まで1年となった24日、コメントを発表した。

 森会長は「期待を胸に来年の大会に向けて準備を続けるパラアスリートの声が聞こえてくるたびに、大会成功を目指す力が湧いてくる。この難局を乗り越え、世界中のパラアスリートが最高のパフォーマンスを発揮し、人間の強さ、くじけぬ力を示すことが、人類の団結の象徴として、世界に大きな価値をもたらすものと確信している」と決意表明した。

 橋本五輪相は「世界のアスリートが万全のコンディションでプレーを行い、観客にとっても安心・安全な大会を、人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証しとして開催するため、全力で取り組む」と強調した。

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