橋本聖子五輪相 パラリンピック競技団体の強化費不足不安の声「承知している」
橋本聖子五輪相(55)が25日、閣議後に定例会見を行い、24日で1年前を迎えた東京パラリンピックについて「各競技団体から強化費の確保に不安の声があるのは承知している」と語った。
「政府としては、パラリンピックの成功なくして東京大会成功なしという認識のもと、パラリンピックの機運醸成や振興に取り組んできた」と橋本氏。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、スポンサー企業の業績悪化が懸念される中、「選手が安心して不安のないように競技生活が準備され、来年の本大会へ向かってモチベーションを上げていくことは非常に重要」とし「アスリートの皆さんが大会で最高のパフォーマンスを発揮できるように取り組みを進めていきたい」と述べた。