朝乃山、師匠へ恩返しだ!リベンジV誓う「秋場所こそ優勝」
「大相撲・秋場所」(9月13日、両国国技館)
新大関の先場所、12勝で準優勝に終わった朝乃山(26)=高砂=は電話取材で大関初Vへ意気込んだ。
朝乃山も「秋場所こそ優勝」とリベンジを誓った。12月、師匠の高砂親方(元大関朝潮)が定年を迎える前に9、11月場所を連続優勝なら横綱昇進のチャンスはある。「そう思って自分に厳しくいこうと思う。少しでも期待に応えていきたい」と、師匠への恩返しを目指す。
先場所後は富山に帰省せず、部屋で稽古してきた。相撲を取る稽古を31日の番付発表後から行う予定と調整は順調。新大関場所は12勝を挙げたがVに届かず悔しさを味わった。敗れた3番の相撲を繰り返し見て、反省を胸に刻んだ。
師匠からは「いい勉強の場所。課題はあるから自分で見付けて、稽古して頑張れ」とハッパもかけられた。「終盤戦が大事。そこで勝てないのがダメ」と経験を糧にする。