橋本五輪相、大坂ら抗議運動へ理解「アスリートの思いを受け止めていく必要がある」

 橋本聖子五輪相は28日、閣議後の定例会見で、政府が来月発足させる東京五輪・パラリンピックの新型コロナウイルス感染症の対策会議について「大会の確実な開催のため、最善で実効性のある方策を検討することが重要」と話した。会議は杉田和博官房副長官をトップとして、9月4日に初会合を行う。出入国管理や検査体制などを議論し、年内に中間取りまとめを行う。

 また、テニス女子の大坂なおみ(日清食品)が出場中の大会を棄権するなど、米国内を中心に広がるアスリートによる黒人差別に対する抗議運動については「アスリートの思いを受け止めていく必要がある」と理解を示した。

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