GPシリーズ欠場の羽生結弦、次戦は12月の全日本選手権か
フィギュアスケート男子で、ソチ、平昌五輪2連覇の羽生結弦(25)=ANA=が10月に開幕する今季のグランプリ(GP)シリーズ欠場を決めた。日本スケート連盟が28日に発表した。けが以外で羽生がGPシリーズを欠場するのは初めて。新型コロナウイルスによる自身の健康面や移動による周囲の感染リスク拡大、2週間の隔離期間などを考慮し決断した。
羽生が出場すると考えられる次の大きな大会は12月の全日本選手権。同大会の結果によって、年明けの四大陸選手権や、北京五輪の枠取りが懸かる世界選手権代表が決まる。今季は海外での試合に出場することが難しいことから、シード権を持っていても、全日本選手権につながるブロック大会へのエントリーを検討している選手もいる。